人生相談を考える(2008.07.25)
困っていることや悩んでいることをよく身近な人に相談する人がいますが、アレってどうも違和感があります。
人生の重大事でもちょっと迷っているようなことでも、人に相談したからといって、それで自分にとって最良の道が見つかるとは思えないからです。相談した人が神のごとく全能者のような場合は別ですが、そんな人はおいそれと見つかるはずはありません。
たいてい、親しい友人であったり、ちょっとその道に通じているような人であったり、要するに人に話すことで自分の気持ちを軽くしたかったり、専門的なアドバイスが欲しかったり、あるいは人に話すことで自分の考えを整理してみたかっただけだったり、相談ごとといってもさまざまです。
私の場合、今までの人生で人に相談ごと(借金を含めて)をしたことは、まず記憶にありません。ちょっとした経験談なんかをアドバイス的に聞いたことはありますが。逆に人から相談されたことも、皆無に等しいです(*^_^*)。私に相談するなオーラを放ってるんでしょうか。
相談することもされることもできれば避けて通りたいほうなのですが、人の相談ごとを「横から覗く」のは大好きです。だから、雑誌や新聞の人生相談なんかはしっかり読んでしまうほうですね。
読売新聞の人生案内なんかは同紙家庭欄の名物コーナーで、私は数十年来の愛読者であります。回答者は複数で数年ごとに代わるのですが、私は作家の出久根達郎氏の回答を毎回楽しみにしています。本来は深刻な内容の相談でも、あえて角度を変えた見方で、直球ではなく超変化球で返してくる飄々とした回答ぶりは、並み居る回答者の中でも(多分)最年長者の風格があります。
中には「そんなこと他人に聞いてどうすんねん」という相談もありますが、というか、人生相談なんてほとんどがそうなんですが、こういう相談者と回答者のやりとりを見ながら「世の中いろんな人がいるんだなあ」とおもしろがることができる日本って、グローバルスタンダードで言えば、とっても平和なのかも。
でも、どんな困りごとも悩みごとも、最終的な答えを出すのは自分自身で、その結果に責任を持つのも自分自身以外いないと思うのです。人に決められた人生なんて、生きていく価値はないと思うのですが。


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